仕事上で中途採用の面接をする機会が結構あるのですが、
ココはいいけど惜しいなぁ
最低限ココはクリアしてほしいなぁ
とかとか思うことが多いので、実際にどんな事を質問してどんな答えを期待しているか書いていこうと思います。
ちょっと意地悪だけど質問するようにしているのは短所ですね。
長所は考えてきてると思うので、短所に関しては起点が効くかとか、それを元に雑談したかったりとかそういう意図が大きいです。
(質問)投資の経験はありますか?
これは必ず聞いています。
証券会社を志望している&中途採用なのでどのくらい投資の分野が好きかを見ています。
エージェンと経由で、エージェントに言われるままに応募っていう人も結構多くて、そういう人は投資した事ないことが多いですね。
別に投資をしていないから落とすとかは無いので、隠さなくても大丈夫です。
それに一発で分かります。
まず、投資の経験の有無でかなり離職率が変わって来ます。
投資といってもそんなに大げさに考えないでOKです。
今は1000円からの積立とかありますし、そんなのでもいいです。
1000円も投資に回した事が無い人が証券会社に勤めても、仕事中ずっとつまらないと思っています。
あと、新しい企画とかを考えておる時も、話に入ってこれないですし。
自分が消費者目線で話を出来ないと、顧客がどんなサービスを求めているか分からないし、投資に興味があれば金額問わず1度くらいはやったとこありますよね。
調べてれば少額でも出来る事も知ってるはず。。。
証券業界は給与水準が他よりも高いので、そこに釣られて入りたいと思う人がいるかもしれませんが、そう思った時に「投資経験がゼロ」の人は向いているとは言えないです。
逆に投資経験がある人は、どんな投資をしたか?なんか失敗談は無いかとかを適当に聞いて投資熱の度合いを探っていきます。
ただ、色んな投資を経験していてもそこまで加点にはならないケースが多いです。
- 重要なのは消費者目線で考えられるか?
- ずっと、お金に関する仕事をするが耐性は問題ないか?(むしろ、お金が好きか?)
そんな感じです。
(質問)保守の経験はありますか?
そもそも保守ってなんだ?って人向けに説明すると、
サービスの開発を行う際は左から順番に
企画、設計、実装、テスト、リリース
と進んでいきますが、「リリース」で完了ではなくて、リリース後に何かトラブルがあったら対応したり、チューニングしたり、追加で機能を追加したりとリリース後も結構やることがあります。
その経験をしたことがあるかどうか?という質問です。
保守の経験をなぜ聞くか?
- 作りっぱなしで終わっていないか?
- リリース後の「保守」を意識出来ているか?
- そのサービスに最後まで責任者として関わっているか?
ということを知りたくて聞いています。
ただ、「保守」をやった事が無いという人は結構多いので、それだけで不採用になるということは全然ありません。
しかし、保守の経験があるのと無いのでは、作ったサービスがどのように動いて、どのような使いやすいところ、使いにくいところがあるか
というのを経験出来てる / 出来てないに直結するので、保守経験があるとそれだけで印象は良いです。
証券会社という特性上、そんなに色々なサービスをポンポンリリース出来ないと思うので、
結構この「保守」業務が仕事のうちに占めるウエイトは高いです。
逆に短所はどこだと思いますか?
これは長所の説明を候補者自身が行ったときに、聞く事がある。
新卒の面接なんかだと短所と長所セットで準備してたりするが、中途の採用だと向こうもあまり準備してないのでこういう質問で相手がどのような回答をするか、起点がきくかというのを見極めている。
中途は向こうもあまり準備してないというのは結構あって。。。
面接官もあまり準備してないことも結構あって(笑)
ってのが現状です。私の場合は人事じゃ無いので、他の業務もしているので面接だけにがっつり時間を割くというのは結構難しいです。
あとは相手もそこまでガチガチに準備をしてこない事が多いので、ゆるい感じでやってます。
準備してなくても、出来そうな人っていうのはすぐ分かっちゃいますからね。
入念な準備が必要な人は同業であれば年収が大幅に上がるところ。
異業種だったり、今までやってきたのと少し違う場合はかなり準備必要だと思います。
最後に
実際に面接をしてみて、この質問はこういう意図で聞いているんだよ。
とか、こうやって答えて欲しかったなぁというのは候補者の方には直接伝える事が出来ないので、
こうやってブログで伝えられて良かったです。
まだまだ、書き足り無いのでまた機会があればこのテーマで書いていきたいと思います。