こんにちは、takebonです。先日友人と釣りをしていたところ、魚を釣り上げた後の水が、何となくいつもと違う匂いがしてふと気になったので、今日はそれについて一緒に学んでみましょう。何となく変な匂い、これをニゴイといいます。
1. ニゴイとは何か
ニゴイとは、水において、特定の物質が溶け込んで、その結果として水が変色したり、変な匂いが出たりすることを指します。この物質とは、たとえば河川や湖などで、生物が死んで分解される過程で出る物質です。これが水に溶け込んでニゴイが生じます。つまり、ニゴイとは水の汚れの一種なんですね。
2. ニゴイがでる理由
ニゴイがでる理由はいくつかあります。
- ビタリンという物質:これは動植物が死んだときに分解される物質で、水をくすんだ色にしえおいを発生させます。
- プランクトンの増殖:特に藍藻と呼ばれる種類のプランクトンは水を緑に変え、変な匂いを出します。
- 土砂の流入:大雨などで川の水が濁った場合も、ニゴイと呼ばれます。
一般的には、水の中の酸素が不足すると、ニゴイの元となる物質が増える傾向にあります。
3. ニゴイを無くす方法
そんなニゴイを無くす方法もいくつかあります。
- 積極的に水を換える:水の中のニゴイの元となる物質が増えるのを防ぎます。
- 魚を飼う場合は、適切な数にする:魚が多すぎると酸素が不足しやすく、それがニゴイを引き起こします。
- 植物をたくさん植える:植物は水中の酸素を増やす役割を持っています。また、ビタリンを分解する役割もあります。
釣りを楽しむため、また、水辺で暮らす生物たちの健康を考えるうえで、私たちにはニゴイについて理解し、適切な対策を講じることが求められます。
ところで、ニゴイという言葉、元々は「匂い」を意味する「匂兄」の言葉が転じたものだと知っていましたか?水がニゴイているとは、つまり水に匂いがする、という意味なんですね。
以上、実は身近な所で起きているニゴイについて、一緒に学んでみました。水に対する尊重と理解を深めることは、私たちの日常生活に密着した大切なテーマです。takebonと一緒に、まだまだ学んでいきましょうね。