こんにちは！管理人のtakebonです。今日も一緒に新しい事を学んでいきましょう。 さて、皆さんは「ヒメマス」って知っていますか？実はヒメマス、私たち人間の食卓にも上るけど、その生態はあまり知られていないんですよ。ヒメマスって名前は可愛いけど、意外とタフな生活をしているんです。
ヒメマスって何？
ヒメマスは、サケ科の魚の一種で、日本を始め、ロシアやアメリカにも生息しています。体長は大きなもので30センチほど、色はオレンジから黄色、緑色とさまざまです。小さいからヒメ（姫）って名前がついたのかと思いきや、実はそうじゃないんです。ヒメマスの名前の由来は、頭部が細くて美しいことから“姫”とされたそうですよ。
どんなところに住んでいるの？
さて、次にヒメマスがどんな生活をしているのか見ていきましょう。
- 清らかな水: ヒメマスはとてもきれいな水が好きなんです。だから、山間部の川や湖に生息していることが多いんですよ。
- 呼吸は鰓で: 魚たちは鰓（エラ）で酸素を取り込んで呼吸をします。清らかな水に住んでいるヒメマスも同じ。汚れた水には住めないんです。
- 繁殖: １年に１度、秋になると産卵の時期を迎えます。川の底に穴を掘った産卵床に卵を産みます。ちなみに、その卵はオレンジ色でとても美しいんですよ。
では、もっと詳しくヒメマスの生活について見ていきましょう。
ヒメマスの生態について
ヒメマスは雄と雌が少し違う点があります。雄は頭が尖り、下あごが突き出しているように見えます。これは他の雄と戦う時や雌を誘う時に使われます。また、秋になると体の色が変わります。その豹変ぶりは「紅葉する魚」とも言われるほど。
また、ヒメマスは冷水魚で、水温15度以下の水を好むことから、四季のある地域でよく見られます。そして、ヒメマスは天敵が少ないため、人間に対しても警戒心が低いんです。ですが、汚れた水には住めないため、人間活動による水質汚染は大きな問題となります。
ヒメマスはスポーツフィッシングの対象となることも多く、その美しい鮮やかな臭みの少ない身質が食材としても人気ですし、焼き物、煮物、酢の物など、さまざまに楽しむことができます。
さて、今日も皆さんと一緒に新しいことを学べて、とても嬉しいです。次回も楽しいお話をご用意していますので、楽しみにしていてくださいね。それでは、takebonでした。